幻
奇術 | 天竺からやって来た胡人の見せる不思議な術とは……。 | 六朝『捜神記』 |
玻瑠の瓶 | 男が見せたのは何でも吸い込む玻瑠(ガラス)の瓶……。 | 唐『河東記』 |
三娘子 (1)〜(3) | 美人女将が営む旅籠。夜中に女将の部屋から何やら不思議な物音が……。 | 唐『河東記』 |
幻術師 | 幻術師は子供の首を切り落として、「金をくれれば生き返らせてみせよう」 ……。 | 五代『中朝故事』 |
杭 | 旅の軽業師は直立した綱をよじ登って姿を消したが……。 | 宋『黙記』 |
画馬 | 一人の男が馬を牽いて馬医に治療を求めた……。 | 唐『酉陽雑俎』 |
木鳶 | 名匠魯般が作った木製の鳶。自在に空を飛ぶことができ……。 | 唐『酉陽雑俎』 |
超絶技巧 | 倭国出身の男の手が作り出す不思議なからくりの数々……。 | 唐『杜陽雑編』 |
日本国の王子 | 日本国から囲碁に優れた王子が来朝し、唐の名人と対決することに……。 | 唐『杜陽雑編』 |
呉道子、驢馬を描く | 壁に驢馬の画を書き残した晩、とんでもないことが……。 | 唐『盧氏雑説』 |
熟練 | 自慢の射術の練習をしていると、油売りの老人がじっと見つめて……。 | 宋『帰田録』 |
禽戯 | 親亀の上に小亀が乗って……動物の本能を利用した驚くべき技芸。 | 元『南村輟耕録』 |
母を慕いて | 数十年前に亡くなった人の肖像画を描くことができるといい……。 | 清『池北偶談』 |