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殺鬼丸


 

 公景(かくこうけい)が泰山(注:山東省)で薬草を採った帰りに街を通りかかった。
 この街には幽鬼を見ることのできる能力者がいたのだが、その者の目には赫公景の前から我先に先に逃げ出す幽鬼達の姿が見えた。そこでこの薬草で薬を調合したところ、たいていの病に効いた。
 これを名付けて「殺鬼丸(さっきがん)」と呼んだ。

(唐『朝野僉載』)