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人乳


 

 の貞観十七年(643)、太宗李世民への大逆事件が発覚し、多くの皇族や高官が誅滅された。当事者は死刑、その子弟は流刑に処せられ、また家産は没収された。
 侯君集もその一人で、自身は誅殺(ちゅうさつ)され、全財産は没収された。差し押さえに遣わされた役人は邸内で二人の美女を見つけた。ともに絶世の美貌である。興味をひかれた太宗が美女について下問すると、物心ついて以来、人乳を食するだけで、普通の飯を食べたことがないとのことであった。

(唐『隋唐嘉話』)