2000年6月の話梅子

 

グレートハンティング

2000/06/30

 先日、某写真週刊誌を見ていたら、ケニアで大蛇に呑まれた男性の記事が載っておりました。何でも昼寝中に呑まれたのだとか。大蛇の膨れ上がった腹と、腹を引き裂いたら出てきた男性の遺体の写真も載せられていたのですが、これが何とも『世界残酷物語』か、はたまた『グレートハンティング』か、という代物でした。鮫の腹の中から出てきた少女の遺体なんてのがありましたね。
 それにしてもオソロシや。ろくろく昼寝もできないのであります。

 

HPプチリニューアル

2000/06/27

 『Paint Shop Pro 6』の体験版を入手いたしました。清貧な生活を送っている(要するにビンボー)私、あると便利だろうなあ、と思いながらも財布を開くことができませんでした。そこへ体験版。期間限定とはいえ、とりあえずは使えるのです。早速、画像処理に挑戦。
 すごい!すごいぜ、すごすぎるぜ!!ちょっと大げさですが、画像の輪郭をボカせるのには感動。処理した画像で地味地味HPに彩りをプラス。見違えるようだ。メーク前、メーク後くらいの違いが出たような気がします。
 気がつけば私の利用しているTripodのスペースが12MBから一挙に50MBに増えていました。12MBでさえスペースが余ってしょうがなかったのに、50MBにアップしてますます余分スペースが拡大。『寄暢園』ってコンパクトにできてるなあ。ほとんどテキストだもんね。

 “請進”ボタンが古銭に替わったのは、別にお金をくれというわけではございません。気分です、気分。
 このページの画像は酔っ払って「ウェッ!」としているものです。これも気分、気分。

 

ブルマンっておいしい!!

2000/06/24

 私はコーヒーが大好きであります。ドリッパーでのんびりコーヒーを淹れる時が、至福の時間。といっても大したものを飲んでいるわけではありません。ガブ飲みできるような、いわば番茶タイプを飲んでおります。そんなわけで高級コーヒーとはついぞ無縁の生活を送っていた次第でございます。
 それが、先日近場のスーパーに行った時のこと、何とブルーマウンテンが30パーセント引きになっているではありませんか。ブレンドかしらん、と思ってよくよく見ると、そんなことは書かれておりません。じゃ、ホンモノ?うん、確かに高いぞ。普段飲んでる分の三分の一の量なのにお値段は三倍だし。で、買って帰ったのです。
 ドキドキしながら淹れてみると…う〜ん、マンダム、じゃなくてブルマン!!おいしいー!苦くな〜い。今まで飲んでたのは何だったの?しかもおいしいと思ってたなんて…。
 思わず目からうろこのブルマン体験でした。

 ブルマン効果のせいか、横浜ベイは破竹の3連勝!!しかも長島巨人を粉砕だい!!!

 

300号でございます

2000/06/21

 この6月19日に我がメールマガジン『中国の不思議な役人』の配信300号目を迎えました。結構、やるじゃん。もしかして、ワシってすごい?などとアホなことを考えてしまいます。何とか短期連載も回数は少ないながら日にちばかりかかって最終回も迎えられましたし。
 それにしてもあの連載はすごいとこまで行ってしまいました。始皇帝暗殺に失敗した力士は琉球の王様になっちゃうんですから。しかも後で訪ねて来た張良と蓬莱仙境を目指すのですが、蓬莱仙境って日本じゃないの?って思っちゃうわけです。
 意味もなく嬉しくなって入り口の画像を替えてみました。庭園って雰囲気になったのではないでしょうか。

 それにしても…勝てない横浜ベイスターズであります。

 

ウオォーッ!

2000/06/15

 ちと吠えてみました。他意はございません。全然、ないんです。何も気にしておりません。いいんですよ、連敗だって。阪神に抜かれて最下位になったって。一点も入れられなくたって。昨日はバットに球の当たる快音をいっぱい聞けて本当によかったです。ホームランもいっぱい出たし、野球ってこうあるべきなんでしょう。球がバンバン客席に飛んでいく音はいいですねえ。ホント、羨ましい限りです。ああ、どうなっちゃったんでしょう、我が横浜ベイスターズは。また昔に戻ってしまうのでしょうか…。

 それにしても最近、黄昏時になると無性に眠くてたまりません。

 ベイの勝ち戦にならないと、福盛が出てこられないじゃあありませんか。いつになったら福盛を拝めるのでしょうね。

 

やっぱりブラピはカッコいい

2000/06/10

 『セブンイヤーズインチベット』をテレビで見ました。チベット情勢や中国との関係などのシリアスな面は置いておいて、とにかくブラピがいいのです。特に白い襟の黒ドテラ姿とチベットを去る時のチロリアン帽(?)姿は「ウッ、もうッ!!」っておすぎ口調で言いたくなるくらい。ハイリンヒ・ハラーそのものは性格の悪さで自ら不幸を招いてました。「やっぱりブラピは金髪サラサラでなくっちゃ」と金髪にめっぽう弱い私は思うのであります。

 阪神にまた負けてしまいました。途中でテレビ中継が終わってしまったので、NHKのオリックス×日ハム戦を見たのですが、こちらは日ハムが気持ちのよいくらい勝っていました。あまりにも眠くて昼寝ならぬ黄昏寝をしてしまったら、グリーンスタジアムで野球観戦をする夢を。

 それにしても最近、黄昏時になると無性に眠くてたまりません。

 

ああ、ダメだ…

2000/06/05

 ダル〜イ、ふにゃあぁぁぁぁ、何にもできなぁ〜のら。
 連載を始めた途端の不調。もうハラホロハラヒレ〜って感じなのです。今日もメルマガの方、お休みしてしまったので、中4日になってしまうではありませんか。明日、明日。明日からきちんとしよう。

 「プロ野球ニュース」を見るにつけ思うこと。パンチョさんの頭って自毛?

 

祖母を思う

2000/06/02

 今日6月2日は祖母の一周忌です。心静かに祖母のお仏壇に手を合わせ、特別なお線香をあげました。中華街で購入した、焚くと灰に仏様と「南無阿弥陀仏」の文字が浮き上がるというものです。祖母は信心深かったので、きっと喜んでくれているでしょう。何せ、検査でCTスキャンに入っている間、不安で般若心経を念じていたくらいです。
 どうもこの信心深さは私にも影響していたようです。まだ幼い私が母(嫁)とともに父の仕事の関係で一ヶ月ほど居候をした時、毎日祖父のお仏壇に向って「まんまんさん」と手を合わせるその愛らしい姿(?)に、祖母は感動したとかしないとか。ちなみに「まんまんさん」とは「仏様」を意味する方言らしいです。すっかり忘れておりましたが、このことは祖母が病床で嬉しそうに繰り返し聞かせてくれました。また、この話は母からも聞かされました。
 母がこれまた私をよく仕込んでいて、祖母の姿を見ると「おばあちゃん」と即座に口から出るように調教しておりました。おかげで私は祖母から可愛がられたこと、可愛がられたこと。子供なんて単純だから、人に喜ばれるとますます愛想がよくなるんですよね。いつかは「習い性となる」の格言通り、大古孫になっても愛想はようございました。ある程度年を拾ってからはずっと顔を合わせなかったのですが、去年、お見舞いに戻った私に祖母は「子供の頃と変わらない」と言って喜んでくれていました。私が五十、六十歳になっても、やはり「おばあちゃん」は「おばあちゃん」ですから。

 

今度のはすごい

2000/06/01

 6月になったし、蒸し暑くなったし、気分を変えてメルマガに短期連載モノを載せることにしました。今度のはすごい。『二刻醒世恒言』だって。二刻ですよ、二刻。
 明代の擬話本(講談調の読み物)に三言二泊と総称する五つの短編集があります。『二刻醒世恒言』はこの三言の一つ『醒世恒言』にならって清代に書かれたもののようです。書かれたのは清代でも小説そのものは時空をポ〜ンと飛び越えております。それだけでなく舞台もすごい。ポ〜ンと飛び越えちゃう。。荒唐無稽といいますか、想像の赴くままといいますか。
 お話は劉邦のブレーン張良が秦の始皇帝の暗殺をはかったことにまつわるもの。『史記』にも出てくるものです。張良は博浪沙で始皇帝の行列を待ち伏せて、大力無双の力士の協力を得てその行列に向けて鉄鎚を投げ落として始皇帝の暗殺をはかりますが失敗。張良は姓名を変えて逃亡しますが、力士はどうしたのか?というもの。何と途中から××が舞台になるのです。××とは?それは読んでからのお楽しみでっせ。