1月の話梅子

 

亡き『中国の不思議な役人』書籍化企画に捧げる鎮魂歌

2003/01/29

 我がメルマガ『中国の不思議な役人』書籍化企画が泡のように消えてしまいました。思えば書籍化の話が舞い込んだのは昨年7月のこと。たった半年前のことですが、今ではものすごく遠い昔のことのように感じられます。あの時は楽しかったなあ…。
 折角なので、書籍化の話が持ち上がってからの経緯をここに書きたいと思います。

 2002年7月3日
 「突然のメールにて失礼いたします」
  すべてはこのメールから始まりました。なに?なに、なに?読み進むうちにこういう言葉が!
 「一冊の企画出版として発行させていただければと考えております」
  企画出版って、全額出版社が負担してくれるあの企画出版ですか??
 「一度お電話でご説明、ご相談する機会をいただければ」
  とあったので、一日考えました。
  この時の話梅子のテンション指数 <★★★★★>

 2002年7月4日
  で、考えた結果、
 「是非、詳しいお話をお聞かせください」
  と返信。
  この時の話梅子のテンション指数 <★★★★★>

 2002年7月5日
  早速、電話がかかってまいりました。しかし、残念なことに、私、留守にしておりました。メールが届いており、
 「月曜日にご連絡申し上げます。8時頃でしたらご自宅にいらっしゃいますでしょうか?」
  はい、おります、ということをメールで返信。
  この時の話梅子のテンション指数 <★★★★★> をキープ

 2002年7月8日
  時間どおり、電話、かかってまいりました。そこで、とりあえず定価1000円で初版1000部、印税10%(これは確実ではない)との説明を受けました。一度、会社の方へ顔を出して欲しい、その時、ファイルが大量なのでフロッピーに落としたものと、使用した書籍を何冊か持参してほしい、と言われました。一言、念を押すように、
 「オリジナルの翻訳ですね」
  とのこと。あったぼうよ、全部、ワシの手作業ずら。
  この時の話梅子のテンション指数 <★★★★★> + ★

 2002年7月24日
  出版社さんへ挨拶。なかなかの好感触で、担当のお姉さんによれば、
 「一定の読者層をつかめそうなので、成功すると思いますよ」
  とのこと。タイトルも考えてくれというようなことを言われ、ますますテンション上がりまくり。
  この時の話では十月出版を目指しているので、九月は鬼のように忙しくなると言ってたなあ。ああ、なつかし。
  この時の話梅子のテンション指数 <★★★★★> + ★

 以来、連絡が絶えました。肝心の九月になっても、何の音沙汰もなし。不安だなあ。どんどん日にちが経っていく…。

 2002年9月29日
  九月もそろそろ終わろうかとこの日、思い切って問い合わせのメールを出してみました。
  この時の話梅子のテンション指数 <★★☆☆☆>

 2002年10月6日
  返事が来ました。
  「書籍化の件ですが、進行しております。ただ思いのほか、原稿整理作業が遅れております。なるだけ早く目次立てなどご提示できればと考えておりますので、またその用意ができ次第、ご連絡申し上げます。誠に恐縮です。今後ともよろしくお願いします」
  ああ、よかった。企画はボツになってなかったのね。
  この時の話梅子のテンション指数 <★★★★☆>

 安心して私、待ち続けました。もう忠犬ハチ公のごとく、雨の日も風の日も、待って待って待ち続けましたワン。出ると信じて、年賀状にまで本のこと書いちゃったワン。すぐ後悔することになったけどね。

 2003年1月27日
  突然、出版社から担当者の退職を告げるメールが届きました。担当していた案件を調べるのに時間がかかり、連絡が遅くなったとのこと。
  「お差支えなければ、お目にかかってお話をしたいと存じます」
  じゃあ、この人が引き継いだのかいな?
  この時の話梅子のテンション指数 <★★★☆☆>

 2003年1月28日
  出版社から電話。肝心の企画のことは出ず、説明をしたいとのこと。企画のことをたずねると、担当者の退職とともにその抱えていた企画も消えるのだとか。また、経営方針が自費出版を主体にする方向に変わったのだそうです。要するに私の本は出ないのね…。
  この時の話梅子のテンション指数 <☆☆☆☆☆> 奈落の底へまっさかさま〜!

 私の記念すべき書籍化企画はこうして形をなさないまま消えてしまったのでした。ゴメンね、生んであげられなくて。そして、長い間待って下さった皆さん、申し訳ありません。すべては私の不徳のいたすところでございます。
 私の文章が素晴らしいものだったら、おそらく出版社は一日でも早く出版してくれていたでしょう。自費出版主体に切り替えるといっても、売れると思えば私の企画はつぶれなかったでしょう。すべては私が未熟だったばかりにこういうことになったのです。
 私が何度も問い合わせをしていれば、おそらくもっと早くに企画がつぶれたことは知らされていたと思います。ただ、担当者が11月に突然退社して、昨夜まで連絡のないまま放っておかれたというのは悲しいものですね。

 

おバカで楽しい『ピンク・パンサー』

2003/01/23

 今週のNHKBSは『ピンク・パンサー』シリーズです。やるぜ!NHK!!見直したよ。
 何か、あれを見ていると「おバカ」がうつりそうで、ちょっぴりコワイ。ドレフュス署長ではないけれど、あんな部下を持ったらセラピーどころじゃないかもしれない。
 それにしてもあれって最初の『ピンクの豹』では主役はデビッド・ニーブンなんですね。『大頭脳』と同じ流れで作ったのでしょうか。キャプシーヌがとてもキレイ!クラウディア・カルディナーレは織田裕二に見えたなあ。

 ケイトー(CATO)の扱いがとても気になる。字幕には出ないけれど、クルーゾー警部、結構あぶないこと言ってるぞ。
 何より一番気になるのは、クルーゾー警部がどうして警部になれたのか?銭型警部と並んで謎です。

 

正月、メダカは激太り

2003/01/09

 奥様雑誌の宣伝で、「正月太りを解消」という見出しがよく目につきます。ふ〜ん、おせちで太っちゃうんだ。ここ四、五年痩せ気味の私、おかげで正月太りの心配のなくなりました。が、おお!気がつくとメダカが激太り!!!おせち食べていないのに、何でやねん??
 どうやらメダカ軍団は暖房で温められて、食欲大増進の模様。さんざん食べまくって、朝晩は気温が低いからあまり動かないし、でどんどん太っているようです。何だか中年のオジサンみたいにお腹が突き出てるなあ。

 

2003年到来!

2003/01/03

 昨年十月以来、ずっと日記を更新しておりませんでした。書くことがなかったわけではないのです。近所の猫や、師匠とのグルメツアーなど色々あったのですが、まあ、要するにサボっていたというわけです。昨年も九月を過ぎたあたりから、HPの更新も失速気味になっちゃったもんなあ。

 新年を迎え、抱負をば。
  ☆ 文章を磨く!(読み返すと恥ずかしいものがたくさん)
  ☆ 昨年から話の出ている、話梅子メルマガ本の出版!(なかなか出んのんじゃ、×天○サン、よろしく!)
  ☆ 話梅子のさらなる人間的成長!(まだまだ子供で…バブーッ)
  ☆ 不死は無理でも不老!(いつまでも若々しくありたい)
  ☆ やっぱり健康でしょう!(メルマガも休んでしまいますから)
  ☆ 何より面白い話の発掘!(何と言ってもこれが一番でござる)

 以上、あくまでも「抱負」です。「負」の字がついてるから裏切ることになるかもしれませんが、そこのところは温かく見守ってやって下さい。