妬 害
妬婦津 嫉妬深い妻は夫の暗誦する詩にまで嫉妬して……。 唐『酉陽雑俎』
妬婦 妻の嫉妬に手を焼く将軍。とうとう妻を殺してしまおうと刺客を放ち……。 五代『玉堂閑話』
六虎 嫉妬深い六人姉妹を人は「六虎」と呼んだ……。 宋『遁斎閑覧』
奇 恋・痴 情
龍陽 魏王が龍陽君と一つ舟で釣りをした……。男色の代名詞になった故事。 漢『戦国策』
娘がふざけて馬に言ったばかりに……。 漢『戦国策』
鵞鳥 娘によくなついた鵞鳥。その手からでなければエサを食べなくなり……。 唐『広古今五行記』
妖童 艶麗で淫蕩(いんとう)な優僮に迷い……。 唐『晋書』
兎児神 美貌の御史に恋した男。転任先へも追いかけていき……。 清『子不語』
羊の縁 帳の中からささやき声が聞こえの主は何と羊で……。 清『子不語』
隣家の娘にちょっかいを出す若者。娘の家族の留守に乗じて……。 清『夜譚随録』
育ての親 他郷で両親に死に別れた幼い子供に手を差し伸べたのは……。 清『柳崖外編』
提督の秘密

軍の書記となった美貌の青年。その上司である提督には驚くべき秘密が……。

『清朝野史大観』
 

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